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ARB
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六本木のアフリカンバーの計画である。
六本木のバーというと、洗練されたスタイリッシュな場所や隠れ家的な場所が多く、そういう環境の中で、あえて民族的な側面でのアフリカンなイメージを内装に取り入れることを試みた。
民族的な要素として、木や藁、石など素材がそのままダイレクトに表現されるものを用い、視覚的に分かりやすい表現にする一方、六本木が持つ国際都市としてのイメージとして、ステンレスやネオン照明などを採用し、空間に不思議な違和感をつくることを試みた。
空間のメインとなるバーカウンターは、アフリカンマホガニーを採用し、重厚で力強い木の存在感を主張した。所々の壁面には、ステンレスやタイルといった人工的な素材を取り入れ、伝統的になりすぎず、かつ現代的になり過ぎないよう素材のバランス調整を行った。
計画地:東京
用途:バー
構造:S造
階数:-
規模:88㎡
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