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HIS

計画地は仙川から程近い都営団地に隣接した場所で、南側が大きく開かれ、東西に道路(通路)という周辺に対して開けた場所にあります

 

この住宅は台形の敷地形状に沿うように5枚の壁を放射状に並べた外観を特徴としています。周辺環境に対してオープンな領域と反対にクローズした領域という矛盾した空間を一連の壁配置によって実現します。それぞれの壁の高さは、各々の部屋の特徴と高さ制限から決定しています。

 

1Fには南と東に対して開かれたDKと、南側開かれた寝室、東西に開かれた洗面•WCと屋外浴室空間とし、室内の壁は庭まで広がり非日常的なバスルームを作ります。2Fには、天井が高い職場兼用のリビングとロフト寝室を設けています。

 

壁の間の空間はそれぞれの用途に対して心地よいスケール感でプロポーションを決定することで、「小さくても豊な空間」を実現しようと試みている。

計画地:調布市

用途:住宅 

構造:木造

階数:地上2階

規模:58.98㎡

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